評価:4.5
突然ですが、この67.2%って何かわかりますか?
これは令和2年度にアガルートの基幹講座を受講した人の合格率です。これは全国平均の6.28倍というとても高い数字になっています。
通信講座の中で合格率を公表しているところは少ないですが、そのほかで合格率を公表しているフォーサイトの合格率は41.3%。
それと比べてもだいぶ高いですよね。
通信講座を選ぶときの基準として費用、講師との相性、フォロー体制など様々なものが考えられますが、通信講座を受講する理由は合格するためですよね。
だとしたら、合格率の高いアガルートを検討してみてはいかがでしょうか?
この記事ではなぜ、アガルート受講生の67.2%もの人が行政書士試験に合格できるのか、実際に講座を受講した筆者がその理由を探ってみようと思います。

サト
アガルートの申込を考えている人で、実際に受講した私に聞きたいことがあれば何でも答えるので記事下のコメント欄から送ってください。
タップできるもくじ
アガルート行政書士講座の合格率が高い理由
動画時間の合計が240.6時間とすごい
まず、アガルートを受講してみて感じたのは講義のボリュームがすごい!
講義のボリュームが多いので初心者にもわかりやすく一から説明してくれます。
講義のボリュームを他社と比較してみると以下のようになります。
アガルート | フォーサイト | スタディング | 資格スクエア | クレアール | |
---|---|---|---|---|---|
【講義動画】 | 計約186時間 | 計約44.9時間 | 計約34時間 | 計約45時間 | 計約170時間 |
行政法 | 約45時間 | 約9.4時間 | - | - | - |
民法 | 約52.5時間 | 約16.9時間 | - | - | - |
商法 | 約24時間 | 約5時間 | - | - | - |
憲法基礎法学 | 約38.5時間 | 約9.1時間 | - | - | - |
一般知識 | 約26時間 | 約4.5時間 | - | - | - |
【短答過去問解析講座】 | 計約54.6時間 | 計約15.5時間 | 計約22時間 | 計約10時間 | 計約14時間 |
行政法 | 約19.5時間 | 約5.3時間 | - | - | - |
民法 | 約12.8時間 | 約4.2時間 | - | - | - |
商法 | 約6時間 | 約1.2時間 | - | - | - |
憲法基礎法学 | 約8.3時間 | 約3.7時間 | - | - | - |
一般知識 | 約8時間 | 約1.1時間 | - | - | - |
上のように表にして比べてみるとわかりますが、アガルートは講義の量が多いですよね。
講義が多いのでとても丁寧に説明してくれます。
私も試しに講義を聞いて過去問を解いてみましたが全問正解でした!
初心者にもわかりやすい人気講師豊村先生の講義
私が受けた入門総合カリキュラムライト(豊村先生)は大手予備校であるLECで12年間講師を務めていた人気講師の豊村先生が担当しています。
個人情報保護法の解説でツタヤのTポイントカードを例に出したりわかりやすく解説してくれます。
また、講義を聴いていると「ここはマーカーを引いてください。」とか「ここは結論だけ押さえておけばいいです。」とか具体的に指示をくれるので後で復習しやすいです。
ただ説明だけされてもあとに残らないですからね。
講義の動画の機能としては以下のようになっています。
動画の機能
- 講義動画は中断したところからすぐに見直しできる
- 動画の速さは0.5倍、0.75倍、1倍、1.25倍、1.5倍、2倍、2.5倍、3倍の8段階ある
- リピート再生機能がある
動画の長さは5~20分ぐらいになっていて、15分前後が一番多いです。
精神科医であり作家でもある樺沢紫苑さんによると人間の脳には15・45・90分の法則というのがあるそうです。
私たちが集中できる時間は15分・45分・90分に区切られるそうです。
CMの間隔は15分前後ですし、Youtubeなんかも15分前後の動画が一番見られるといいますもんね。
その点を考えてだと思いますがアガルートの動画は15分前後が多くとても集中して勉強しやすくなっています。
過去問解説講座はわかりやすく肢ごとに説明してくれる

短答過去問解析講座は林先生が担当しています。
上の画像は講座の動画をキャプチャしたもので、講義動画の横に問題と解答が載っているので動画を聞きながら問題を解くことも可能です。
1チャプターにつき過去問を1つ解説してくれるので、問題の解説もわかりやすくなっています。
また、過去問解析講座のボリュームが多く、15分前後の時間をかけて一肢一肢ごとにゆっくり解説してくれます。
ですので、法律を始めて勉強する人で不安だと思う人に大変やさしい作りになっています。
送られてきた過去問集に掲載されていた問題の数は下の通りでした。
平成23~令和元年度の短答過去問を収録(法改正により不成立となった問題や著作権の関係上のっていない問題もある)。令和2年度の短答過去問集も後日送られてきました。
短答の掲載問題数
- 基礎法学:15問
- 憲法:57問
- 民法:81問
- 行政法総論:73問
- 行政救済:73問
- 地方自治:28問
- 行政法総合:12問
- 一般知識:92問
- 商法:45問
記述の掲載問題数
- 民法:17問
- 行政法:10問
短答過去問集サンプル
短答過去問集は左のページに前の問題の解説、右に問題といった構成になっています。

通勤・移動中でも勉強できる
私は小学生と2歳の子供がいるのですが、家に帰って子供が寝てから勉強するなんて大変すぎですよね。
社会人の人でまとまった自分の時間が取れるのは通勤中ぐらいかなと思います。
私は通勤中の車中で聞いていました。
私の場合、車の通勤で往復2時間ぐらいかかるので、講義の動画は約5ケ月ですべて聞ける計算になります。
車の中で聞いていたので、テキストに書き込みやマーカーで線を引くなどはできませんでしたが、豊村先生の話は例え話が多くわかりやすかったです。
車や電車の中で聞く方法として私がとっていたので音声ダウンロードをHPからダウンロードし、一度Dropboxというサービスに保存します。
次に、Kingbox.というアプリをダウンロードしてその中にDropboxにおいてある音声をダウンロードすればスマホでも聞くことができます。
テキストの出題カバー率が95.7%と高い

アガルートでは出題カバー率が95.7%と高いため他のテキストを勉強したりする必要がありません。
テキストはかなり詳しく載っており、読むのは大変なので講義を聞いてマーカーや押さえるべきポイントだけわかるようにしておいて後で見返すといいでしょう。
科目ごとのテキストのページ数は、
テキストのページ数
- 憲法:240P
- 民法:396P
- 行政法:381P
- 商法:200P
- 基礎法学:35P
- 一般知識:392P
になっていました。

テキストと短答過去問集の重さ
テキストや問題集を持ち運ぶときに重さはけっこう重要なので、参考までに載せておきます。
テキストはけっこう重いので持ち運ぶとした2教科ぐらいになると思います。
テキスト | 短答過去問集 | |
---|---|---|
憲法・基礎法学 | 420g | 630g |
民法 | 600g | 180g |
行政法 | 590g | 430g |
商法 | 310g | 100g |
一般知識 | 600g | 200g |
民法の対策として他資格から厳選した問題集もある
行政書士試験では民法の分野のうち債権の分野がよく出題されますが、それほど細かい知識が問われるわけではなく例年9問中5、6問解ければ十分とされています。
しかし、アガルートでは、
- 過去問だけでは網羅しきれない知識の補完
- 近年の行政書士試験の傾向との合致
を目的として、他の公務員試験、司法試験などから行政書士試験に合格するうえで有用と思われる民法の問題を80問ピックアップしている問題集も送ってきてくれます。
行政書士試験を何回も受験してなかなか合格しないと、他の国家試験の問題も解いたほうがいいのでは・・・と不安に駆られ、問題集を購入して解き始めたけど結局消化できないまま終わったということが往々にしてあります。
ですが、アガルートでは厳選した80問だけの問題集をくれるのでこれさえ解いておけば大丈夫という安心感があります。
実際に行政書士講座を受講して感じたデメリット
申し込もうと思う人にとってデメリットも気になると思うので順番に見ていこうと思います。
スマホでの問題演習ができない
実際に受講してみて感じたデメリットは、スマホでの問題演習ができないことです。
講義については音声ファイルをダウンロードしてスマホに取り込むことで受講でき、講義がわかりにくいという不便は感じませんでした。
しかし、問題集は本しかないので、電車での移動中とか寝る前、暗い中布団の中で勉強するというのはしにくいのでその辺は少し不便でした。
スマホで勉強したい人は過去問アプリなどを購入する必要があります。
六法全書は購入する必要がある
私が受講した入門総合カリキュラムライトでは六法全書はなかったので別途購入する必要があります。
テキストは条文に載っているのでいらないと言えばいらないですが。。。
講義の中で林先生がすすめていた六法は以下のものです。
どれも定番のものです。
個人的に条文を引いたときに少し得した気分になる判例付き六法が好きです。
判例付き六法はそのぶん少し重くなるのが難点ですが。。。
受講費用が高い
アガルートを受講しようと検討する人にとってデメリットの一つになるのが受講費用だと思います。
各通信講座の受講費用を比べると、
各通信講座の受講費用の比較
- アガルート:78,000~148,000円
- フォーサイト:48,800~98,300円
- スタディング:45,900~59,800円
- クレアール:45,630~62,100円
※各通信講座の費用はキャンペーンの適用があり、価格は記事執筆時点のものです。参考程度に考えてください。
上のように比べてみるとやはりアガルートが一番高いです。
ですが、アガルートは合格お祝い金が5万円あるので、それを考えるとそれほど高いとも言えないと思います。
思い切って最初は大きいお金を払って合格して5万円もらうか全額返金してもらうのがいいでしょう。
合格率も67.2%ですしね。
本気で勉強して合格しようと思っている人にとっては受講費用はあまり気なしなくていいかもしれません。
アガルート行政書士講座を受講した人の口コミ・評判

サト
講義の質が高くてわかりやすいという口コミが多いですね。
授業の質が高かった
行政書士受験をしたいけれど、通学はなかなか授業時間が取れないし勉強にかかる費用もなるべく安く済ませたいと思い、アガルートの行政書士講座を選びました。
通信講座というと質問もできず授業の質も高いのか懐疑的な部分がありましたが、先生の授業はベテランということもあり出題ポイントを明確に絞ってわかりやすい言葉で教えてもらえるため非常に満足度が高かったです。
また出勤・退勤の間の空き時間や土日など、自分の好きな時間に集中して効率的に勉強できるところもよかったです。
なにより合格率も高く、合格した際にはお祝い金なども貰えるため、勉強へのモチベーションにもなっていました。
心配だった質問事項への対応も質問制度を使うことがあり安心して受験・合格できました。
とてもわかりやすい内容でした
演習総合講義/演習総合カリキュラムのライトを受けたのですが、可もなく不可もなくという感じでした。
初心者コースでやったことの復習的な内容が半分近くを占めていたので、初歩的な内容が完ぺきな人には向いていないコースなのかなと感じました。
残り半分くらいはしっかりと新しい内容で着実に知識が増えていく感じはありました。
内容面はわかりやすいテキストとなっているので一度かじった程度の人でも、こんな内容もあったなと思い出しやすいと思いますし、初級コースから上がってきた人にも優しい内容になっていると思います。
フルバージョンのほうでしたら、もう少し濃い内容まで勉強ができると思うので最初からそちらを選択するのがいいのかなと感じました。
アガルートを信じて勉強に打ち込みたい
入門総合講義を選びました。
改正論点だけでなくほんとに民法など全分野を理解することが出来たと思います。
今までは某通信講座を受講していたのですが記述式問題ばかりでまったく力にならなかったけどアガルートの講座は力がつきました。
しかも割引もあったので助かります。
今は記述過去問題解説講座をやっていますがこちらも何とかついていけてます。
やはり時間との戦いなので要領の悪いことをやっていてはとうてい受かる試験ではありませんのでアガルートを信じて勉強に打ち込み必ず受かりたいと思います。
合格特典が豊富
今ならお祝い金5万円 or 全額返金がもらえる

アガルートでは合格特典がとても豪華です。
合格した場合にお祝い金5万円と全額返金を選ぶことができます。
ただし、お祝い金をもらうには合格体験記の執筆と写真の提出、全額返金してもらうには合格体験記の執筆とインタビューを受ける必要があるので注意してください。
アガルートの合格お祝い金5万円というのは他の通信講座と比べても一番高いです。
他の通信講座のお祝い金は、
- フォーサイト:2,000円
- スタディング:10,000円
- クレアール:20,000円
となっています。
アガルートは受講費が高いと言われますが合格すれば特典が多いので絶対合格を目指したい人におすすめです。
10%~20%OFFの各種割引を適用できる人
- 過去のアガルートの行政書士試験対策カリキュラムを受講された方
- 行政書士試験を受験されたことがある方
- 宅地建物取引士試験・社会保険労務士試験・土地家屋調査士試験に合格されている方
- 他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座で学習されていた方
まとめ
これまで見てきたように、入門総合カリキュラムライトを受講することにより高い確率で合格することが可能になります。
他の講座はに比べてたしかに少し高いですが、行政書士試験は年に1度しか開催されないため、不合格になるとまた一年勉強して待たなくてはなりません。
不合格になると1年という時間と追加の費用を無駄に費やすことになってしまいます。
また、通信講座費用というのは将来への投資という意味もあります。
行政書士試験に合格すれば就職が容易になりますし、将来独立開業もできるかもしれません。
そのようなことを考えると思い切って通信講座を受講するのもいいのではないでしょうか?
とにかく合格したい人におすすめ
素晴らしいと思ったのが講師の方たちの講義がすごくわかりやすいということです。
アガルートは元々講義に力を入れているということなので、そこに関しては本当に素晴らしいと思います。
それに加え、テキストに関してもフルカラーなので見やすいです。テキストは見やすいですし、講義はわかりやすいので、まさに怖いものなしですね。
合格実績がかなり多いというのもうなずけます。ただ、これだけの良いサービスなので受講料も少し割高になっています。
ただ、合格した場合には受講料の返金(条件アリ)や、合格祝い金もあります。
値段を気にせずにとにかく合格したいという方にはおすすめです。