FP3級にこれから独学で合格しようと思っている人は、
- FP3級の試験はいつなの?
- おすすめのテキストは?
- 効率的な勉強法は?
などが気になっていると思います。
この記事ではFP3級に独学で合格しようと思っている人が知っておきたい、試験日やおすすめテキスト、勉強サイト、合格率などの情報をまとめて紹介していきます。
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FP3級の試験制度

簡単にFP3級の試験制度を見ておきましょう。
試験日
FP3級の試験は年3回あります。
国家資格は年1回のが多いですが、FPは年3回実施されるので合格しやすくなっています。
令和4年では、下の日に試験することが予定されています。
令和4年5月22日
令和4年9月11日
令和5年1月22日
これはFP協会、金財ともに同じです。
試験内容
受験資格はありませんので誰でも受験できます。
試験の形式は以下のようになっています。
学科はFP協会と金財で同じですが、実技の問題数が異なっています。
【FP協会】
問題形式 | 試験問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
学科 | マーク | 60問 | 120分 |
実技 | マーク | 20問 | 60分 |
【金財】
問題形式 | 試験問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
学科 | 〇✖式、三答択一 | 60問 | 120分 |
実技 | マーク | 5題(15問) | 60分 |
試験科目
学科についてはFP協会、金財ともに同じです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
実技については、少し違います。
【FP協会】
資産設定提案業務
【金財】
個人資産相談業務、保険顧客相談業務のいずれか選んだ方です。
合格基準
FP協会、金財ともに学科及び実技で6割以上正解することです。
逆に言えば4割は間違えてもいいのですべて完璧に勉強しようとせず頻出事項に絞って勉強するといいでしょう。
合格率
FP3級では学科のみや実技のみの合格があり、合格したのは次回受けるときは免除される規定があります。
試験勉強をしていて合格できそうになかったら、学科か実技どちらかに絞って勉強するといいでしょう。
受験費用
受験費用はFP協会、金財ともに学科3,000円、実技3,000円です。
独学の人におすすめのテキスト
amazonなか見!検索 | カラー | 文章量 | イラスト・図解 |
---|---|---|---|
✖(画像のみ) | フルカラー | 少ない | 多い |

- フルカラーで勉強しやすい
- イラストが豊富
- FP協会、金財どちらにも対応
独学の人に一番おすすめのテキストはみんなが欲しかった!FPの教科書3級です。
このテキストはフルカラーで文章も少ないのでとても見やすい構成になっています。
イラストも豊富なので文章ばっかりのテキストは嫌だという人にはおすすめです。
難点としては情報量がすこし少ないので過去問を解きながら情報を書き加えていく必要があります。
どちらかと言えば女性が好きそうなデザインのテキストです。
他のテキストも見たい人は下の記事を参考にしてください。
独学のためのおすすめ過去問サイト


2008年~2022年までの過去問題を解くことができるテキストです。
問題ごとに解説もついているので、テキストを見ながら毎日暇な時間にポチポチ勉強していけば問題集を買わなくてもこれだけで合格できるでしょう。
分野指定や模擬試験もついているのでとても勉強しやすくなっています。
独学の人が参考になるサイト
資格試験で一番参考になるのは運営者が実際に合格しているサイトです。
生の声はやっぱり一番聞きたいですよね。
ここで紹介する「資格いろは」は運営者が様々な資格を取得しており、FP3級も一発で合格しています。
そんな運営者が各分野の対策からおすすめのテキスト、通信講座まで網羅的に紹介しておりこれを読めばFP3級対策はバッチリでしょう。
一度読んでみてください!
FP3級を合格するために必要な勉強時間

FP3級の合格のために必要な勉強時間は80~150時間と言われています。
3ヶ月の間、毎日1~2時間勉強すれば十分合格することが可能です。
国家資格の中では簡単な部類に入りますね。
独学で合格するための勉強法

FP3級は国家資格ですが難易度は高くないので、テキストと上で紹介したFP3級ドットコムのサイトだけで十分合格可能です。
独学での勉強法は次の通りです。
- テキストを一通り読み込む
- 一つの分野のテキストを読み返す
- 読んだ分野の過去問を解く
- 絶対に正解できるような問題はマークをつけて二度と解かない
- 間違えた問題はテキストで調べる
- テキストに載っていないときは書き込む
分野ごとにテキストを読む問題を解くを繰り返してください。
資格試験の合否はこの繰り返しを何回出来るかの勝負です。
たくさん繰り返せば繰り返すほど合格が近づくでしょう。
また、問題を解きながら試験直前にまとめて見直しができるように、よく間違える問題の解説をノートにまとめておくといいでしょう。