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行政書士の仕事をわかりやすく解説。やりがい・きつい・年収・将来性は?【実際の行政書士が告白】

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行政書士試験に受かって行政書士になりたいと考えている方が気になるのはやはり、行政書士になったらどんな仕事が待っているのか?という事ではないでしょうか。

書籍・インターネット等で目にする収入は本当なのか、どんなやりがいがあるのか、10年後20年後の将来性はどうなるのでしょうか。

サト

サト

この記事では実際に行政書士として働いている記事では実際に行政書士として働いていた隼太さんに記事を寄稿してもらいました。

隼太さんの自己紹介

隼太

隼太

簡単に私の自己紹介をします。

行政書士は忙しすぎて体調を崩してしまい、現在はしてません。

もともとは司法試験を目指していたのですが、諦めて行政書士資格を取得し、その後、法律事務所・司法書士事務所で補助者を5年経験。

約2年間ですが行政書士として独立し事務所を経営していました。

事務所としては私一人で運営しており、事務員・共同経営者などはおりませんで気楽な一人社長でした。

行政書士の仕事内容をわかりやすく説明

これから行政書士を目指す人は行政書士がどんな仕事をしているのか気になると思います。

行政書士は、主に官公署に提出する書面および権利義務や事実関係に関する書面の作成代行を行う仕事です。

取り扱うことができる書面は1万種類以上もあるので、多くの行政書士は自分の得意な分野を絞って業務を行います。

私は司法試験の勉強をしていて、法律事務所でも働いていたことがあるので、内容証明・契約書・相続・遺言書作成などの民事系のお仕事を中心にしておりました。

税理士・司法書士と兼務をするような場合には会社設立を中心に行うも人もいますし、すでに地域で経営者と広い繋がりを持っているのであれば許認可業務を中心にお仕事される人、女性の人で離婚協議書作成を中心に離婚に関する相談を受けるなど、その人の属性にあわせた業務を展開するのが通常です。

行政書士の標準的な一日のスケジュール

独立した行政書士としての一日のスケジュールはこんな感じです。

  • 8時 起床
  • 9時 家を出る
  • 10時 郵便局で内容証明郵便を提出
  • 10時半 内容証明郵便の受付が終わり、近くのカフェで依頼者に送付の報告のメールをする。ホームページのブログ記事の更新。
  • 12時 郵便局の近くのクライアントを訪問し、一緒に昼食
  • 13時半 相談者と会うための移動
  • 14時 相談者と喫茶店でミーティング。この日は相談のみで依頼には至らず。
  • 16時 内容証明を送った依頼者から質問があったので電話で対応
  • 17時 自宅兼事務所に戻りブログ更新の続きを行う
  • 19時 他の内容証明の案件のお客様より作成した文書で送付OKの連絡。翌日提出のためにプリントアウト・捺印を行う。
  • 19時半 無料の電話相談の応対
  • 20時 事務所用の電話を留守番電話にして業務終了
  • 23時 就寝

依頼を受けて内容証明の文書を作成する場合には、事務所用の電話を留守番電話にした後に文案を作成して依頼者に送ります。

行政書士のやりがい

私の場合一般民事系の仕事でしたので、お金を支払ってもらえない、会社から不当に解雇をされた、といったトラブルにまつわる相談が中心になります。

作成して送った内容証明によってトラブルが解決した、と感謝してもらえる瞬間はやはりこの仕事をしていてよかったとやりがいを感じました。

依頼者と一生懸命に悩んで、最善の策を尽くせば、たとえ解決しなかった場合でも報酬はもとより感謝の言葉をいただけました。

このようなやりがいのある仕事を報酬を得て行うことができるのが、士業の大きな魅力であるといえるのではないでしょうか。

行政書士の仕事のつらい・大変なこと

これについては3つお伝えしたいと思います。

一般民事についてはやれることが限られている

上述したように、私は内容証明のような民事に関する業務が中心でした。

内容証明を中心とした一般民事に関する業務については、内容証明の作成を代行できるだけで、相手との交渉の代理をすることは弁護士法72条に違反をすることになります。

内容証明を送ることで、弁護士法違反行為に関する警告文を弁護士から送られてくることもありましたので、きちんと行政書士の業務の範囲内で業務を行うことを明示して依頼者から依頼を受けていました。

ただ、そのことを一般人である依頼者がわかるわけではないので、「なぜ対応をしてくれないんだ」と厳しいお言葉をいただくこともあります。

行政書士として合格してからも勉強は続く

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行政書士試験として合格すれば法律のスペシャリストとして働くことができると考えている人がいます。

しかし、行政書士試験に合格した段階で持っている知識は、ほんの入門程度でしかなく、実際に実務で活躍するためにはもっと深い知識を身に付ける必要があります。

行政書士会では会員に様々な研修を行っています。

一般的には都道府県の行政書士会で新しく登録をした人向けに業務範囲について広く研修を行うほか、支部において業務に詳しい先輩行政書士が研修を行っています。

こういった勉強をしていないと、依頼者に不利益を与える可能性も否定できません。

私の場合はホームページ集客のための活動としてブログを書いていましたので、これがそういった勉強・インプットに繋がっていました。

行政書士は手続きと書類に関する専門家であるべきであって、法律・手続きに関する勉強が不可欠なので、勉強をしたくないという方には向かない職業であるといえます。

専門家であると同時に経営者でもあらなければならない

行政書士はその多くが独立して業務を行っています。

行政書士として登録をして事務所を構えて待っていれば依頼者がきてくれるわけではありません。

そのため、依頼を獲得するための営業活動や、ホームページの制作などを通じた広報活動、請求書作成や経理処理などの事務処理、同じ行政書士でも他の分野で活躍している方や弁護士・司法書士・税理士などとの他の士業との関係をつくるといったことが必要になってきます。

私の場合は、法律事務所で勤務をしていたときにホームページ集客についての知見を得ておりましたので、順調に顧客を獲得することができておりましたが、外部との繋がりや集客についての知識も同時に身に付ける必要があります。

行政書士としての収入はどれくらいか

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仕事内容もさることながら、やはり収入については気になるところです。

私の場合には、開業前から準備をしていたこともあり、開業直後から売り上げベースで月20万程度の収入を得ていました。

ホームページ制作やWEBマーケティング支援ということもやっていたので収入に心配はありませんでした。

しかし、行政書士の中にはやはり依頼がなくて月日が過ぎ、開業初年度の人の中には年収でも0円から数万円という人もいます

一方で不動産会社を運営しながら行政書士業務をやっているような場合には、相続関連で土地活用や不動産売却と合わせて仕事にすることもできることから、何千万という収入を得ている方もいます。

この辺は経営者としての手腕が大きく問われるということになります。

行政書士業界の将来性は?

ビジネス誌などを見ていると、AIや規制緩和というキーワードの中で行政書士業務がなくなるという記事をよく見ます。

確かにAIや規制緩和による影響は0とはいえず、今までのような状況が続くというのは考えづらいところではあります。

簡単な業務・世の中の変容により規制が不要になるものについては、行政書士業務としては無くなる・規模が小さくなるということは避けられないでしょう。

しかし、世の中が変われば別の規制・手続きなどが常に生まれるだけで、行政書士業務が直ちになくなるわけではありません。

また、定型的でない、非常に深い思考を要求するものについては、専門家による手続き支援が欠かせません。

行政書士の規模は縮小する可能性はあっても、より高度な専門性をもった行政書士は将来も仕事をし続けることになると考えています。

まとめ

この記事では行政書士の仕事についてお伝えしてきました。

行政書士は仕事がないなどの厳しい話もあるのですが、独立した資格としても、就職・転職・キャリアアップにも使える国家資格なので、是非チャレンジしてみてください。

また、行政書士は独学で合格するのは厳しい資格なので通信講座も利用するといいかもしれません。

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の35歳。
基本情報処理技術者・TOEIC730点・宅地建物取引士。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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