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【2020】賃貸不動産経営管理士ってどんな資格?取得するメリットや試験制度を紹介

賃貸不動産経営管理士という資格を知っていますか?

賃貸不動産経営管理士の資格を勉強することにより、マンションやアパート・店舗などの収益物件の管理から契約、建物の設備に関することまでを広く学ぶことができます。

現在は公的資格ですが近々国家資格になるという噂もあり、国家資格になれば難易度が上がることが予想されるので早めにとっておいたほうがいい資格の一つです。

そんな、不動産経営管理士をとることによるメリット、試験日、試験の方式など不動産経営管理士の受験を考えている人がまず知っておいてほしいことをまとめて紹介していきます。

賃貸不動産経営管理士を取得することによるメリット

賃貸不動産の契約から管理まで広く知識を学べる

家主や借主に賃貸不動産管理のプロという信頼をもってもらえる

不動産業界の転職や就職に活用できる

賃貸不動産経営管理士を勉強することにより賃貸借の契約から管理、賃貸不動産経営まで広く学ぶことができます。

不動産に関する本を読んで知識をつけるのもいいですが、賃貸不動産経営管理士を取得することにより必要な知識と第三者に対する信頼の2つを身に着けることができるので一石二鳥です。

私も収益物件を2つほど持っていますが、楽しんで勉強できています。

また、日本の全住戸の約4割は賃貸住宅ですが、供給過剰や空家の増加によりますます管理というのは問題になってくると考えられます。

今後社会的ニーズの増大により国家資格化も考えられるので今のうちに取得しておくといいでしょう。

賃貸不動産経営管理士が行うこと

先ほども言ったように人口減少によって新規物件は供給過剰気味になっており空家の増加は社会問題になっています。

今後も空家は増加が予想されますが、現在物件の管理業務について法律の規制がありません。

このままでは管理が適切に行われずオーナーである貸主が不利益を被る可能性もあることから、国土交通省によって「賃貸住宅管理業者登録制度」という、賃貸住宅管理業務に関する任意の登録制度が定められました。

あくまで任意なので登録する必要はないですが、登録すれば管理業務をちゃんとしてくれるところだなとオーナーにアピールできます。

設置要件として登録を受けている業者には、事務所ごとに少なくとも1名以上賃貸不動産経営管理士などを置くこととされています。

賃貸不動産経営管理士しか行うことができない専門業務としては2つ

  • 貸主と管理受託契約を締結する際に行う重要事項の説明および署名への記名・押印
  • 貸主に対する賃貸住宅の管理受託契約者への記名・押印

があります。

また、話題になっている民泊についても賃貸不動産経営管理士に一定の役割が与えられています

その役割というのは民泊物件の管理業者となるためには個人の場合は賃貸不動産経営管理士、住宅の取引又は管理に関する2年以上の実務経験を有する者という要件です。

図にまとめると以下のようになります。

引用:一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会

少し、わかりづらいところもあるかもしれないので動画を見るのが手っ取り早いでしょう。

 

賃貸不動産経営管理士の試験制度

令和2年度の受験申込期間

令和2年8月中旬

試験日

令和2年11月15日

受験資格

年齢、性別、学歴などの制限はなく誰でも受験することができます。

受験費用

12,960円(税込み)

試験時間

2時間

試験会場

札幌 盛岡 仙台 大宮 千葉 東京 横浜 金沢 名古屋 京都 大阪 神戸 広島 高松 福岡 熊本 沖縄

試験方式

全問4肢択一式のマークシート方式

試験内容

50問

※賃貸不動産経営管理士講習の修了者は4問免除

国家資格化をにらみ2020年度からは試験問題が40問から50問に、試験時間は90分から120分に変更になりました。

参考 国家資格化を見据え、賃貸不動産経営管理士試験の出題数と試験時間を変更一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会

出題範囲と出題数(2018年度の場合)

出題範囲 出題数(合計40問)
賃貸管理の意義・役割をめぐる社会状況に関する事項 2
賃貸住宅管理業者登録制度に関する事項 6
賃貸不動産経営管理士のあり方に関する事項 1
借主の募集に関する事項 2
管理実務に関する事項 6
賃貸借契約に関する事項 11
管理業務の受託に関する事項 1
建物・設備の知識に関する事項 6
賃貸業への支援業務に関する事項 5

受験数・合格率・合格ラインの推移

年度 受験者数 合格者数 合格率 合格ライン(40問中)
2015 4,908人 2,679人 54.6% 25点
2016 13,149人 7,350人 55.9% 28点
2017 16,624人 8,033人 48.3% 27点
2018 18,488人 9,379人 50.7% 29点
2019 23,605人 8,698人 36.8% 29点

受験者数は毎年増加しており、今後国家資格化が見込まれることから来年も受験者数は増えると予測されます。

受験者数は増えていますが、合格者数は8,000人ぐらいで維持されているので今年もそれくらいになるのでしょうか。

合格点数は概ね7割とれば合格となっており、宅建も7割以上とれば合格なのでそれぐらいのラインで推移していくものと思われます。

まとめ

まだまだ知名度の低い賃貸不動産経営管理士試験ですが、今のところ宅建より簡単なので国家資格化する前にとりたい人はとっておいたほうがいいでしょう。

賃貸不動産経営について一通り学べるので、賃貸不動産に興味がある人や既に持っている人におすすめの資格となっています。

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