何から勉強すべき?効率的に宅建のテキストを勉強するための順番

benkyounojyunban

宅建に効率的に合格するための方法の一つとして、今回この記事で紹介するのはテキストを読む順番についてです。

あまり気にしたことがない人がほとんどですが、テキストの順番は概ね次の2つにわけることができます。

  1. 宅建業法 ⇒ 権利関係 ⇒ 法令上の制限 ⇒ 税・その他
  2. 権利関係 ⇒ 宅建業法 ⇒ 法令上の制限 ⇒ 税・その他

ほとんどのテキストは上の二つの順番のうちどちらかになっています。

でも、本試験で出題される順番はこれとは違います。なぜでしょうか?

この記事の監修者
サト

不動産鑑定士

サト

Sato

プロフィール

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士39歳。宅地建物取引士・ASA国際資産評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730。合格していない資格の記事については合格者に外部委託して執筆しております。プロフィール詳細コレハジについて

テキストの順番と本試験の出題される順番は違う

FP1級、2級、3級、AFP、CFPの違い

本試験で出題される順番は以下のようになっています。

権利関係法令上の制限宅建業法税・その他
問1~14問15~22問26~45問23~25・問46~50

「権利関係 ⇒ 法令上の制限 ⇒ 税・その他 ⇒ 宅建業法 ⇒ 税・その他」の順番になっています。

テキストの順番と本試験で出題される順番が違っていることがわかると思います。

ではなぜテキストの順番は本試験で出題される順番と替えているのでしょうか?

それはテキストを作っている著者が読者に理解しやすいようにしてくれているんですよね。

ということは、宅建業法か権利関係を最初に勉強すればいいということがわかると思います。

ではどちらから勉強すればいいのでしょうか?

テキストを勉強する場合のおすすめの順番

FP2級学科の科目別ポイント

個人的には、

権利関係 ⇒ 宅建業法 ⇒ 法令上の制限 ⇒ 税・その他

をおすすめします。

最初に宅建業法を勉強しない理由

宅建業法を最初に勉強しない理由ですが、どちらかというと内容が単調で読んでいてあまりおもしろくないからです。

宅建業法では宅地建物取引業とは何か?取引業を営むための免許の登録の仕方、保証金の納付などの仕組みを学ぶことになります。

要するに手続きを学ぶことになるので内容が単調なものが多いです。

例えば、宅建業者は、免許権者から不足額供託の通知を受けた日から2週間以内に供託所に追加供託しなければならない。などの手続き的な説明がずっと続きます。

また、覚えることも2週間以内など誰にいつまでに届け出しなくてはならないなどが多く初心者の人が最初に読むとこんなの覚えられるのかと思ってあきらめたくなると思います。

サト

サト

宅建業法は単調だけど難しくないから得点源にしよう!

権利関係の民法は暗記より理解が重要

権利関係は民法に関することなので暗記よりも理解することが重要ですので勉強していておもしろい分野です。

その分宅建業法よりも難しいですが。

民法においては原則と例外をしっかり押さえて勉強するようにしましょう。

原則は取り消しできますが、例外として善意の第三者には対抗できないなどの話がよく出てきます。

また、民法は私人間の契約において適用される法律であり、宅建で勉強するすべての法律の基礎になっているものなので最初に勉強することで法律の基礎知識を勉強することができます。

このような順番で勉強することにより効率的に勉強することができます。

また、宅建を初めて受験する人のためにおすすめのテキストも紹介しているので参考にして下さい。

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の39歳。
不動産鑑定士の試験勉強時代に全国模試で3位の実績。
宅地建物取引士・ASA機械設備評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730点。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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