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職種とは?
職種とは、自治体に採用されたのちに従事する仕事の大まかな種類のことをいいます。
職種としては、
- 事務系職種
- 技術系職種
- 資格・免許系職種
- 公安系職種
- 技能系・現業系職種
に分けられます。
職種によって、倍率や難易度、求められる知識などが異なります。
試験区分とは?
試験区分とは採用試験の枠組みに応じて職種を分類したものを言います。
試験区分の名称は自治体により異なりますが、以下のような対応になっています。
職種 | 試験区分の名称 |
---|---|
事務系職種 | 一般行政、事務職、一般事務など |
技術系職種 | 土木、建築、電気など |
資格・免許系職種 | 看護師、保育士、獣医師など |
公安系職種 | 消防士など |
技能系職種 | 運転手、清掃作業員など |
事務系職種は特定の部署に限定されないオールラウンダーなので募集人数は多い傾向にあります。
技術系や資格系は募集人数が少なく、内定後は専門的な部署に配属されることになります。
土木などでは職務経験が必要になったり、看護師や保育士では免許を取得する見込み又は所持している必要があるなど受験できるのは一定の人に限られてきます。
技術系職種は専門の知識が必要になるので、興味があるからと言って文系の人が受験するのは現実的には無理でしょう。
警察官は都道府県の採用(警視庁は国家公務員です。)、消防官は市町村の採用になっているので調べるときに注意しましょう!
消防官は大学卒業、短大・高専卒業、高校卒業程度に区分して募集されることが多いです。
採用試験に合格したら、教育・訓練のために各地の消防学校に半年~一年程度はいって、それから各地の消防署に配属されます。
警察官も採用試験に合格したら、警察学校に入って、それから各地の警察署に配属されるよ。
市町村立の小・中学校で働いている事務職員は、都道府県・政令指定都市の採用となっているので試験対策としては地方上級になるので注意してください。