独学で宅建士になるための効率的な勉強法!おすすめの本からアプリまでまとめて紹介

宅建試験を受けようと思ったけど、やる気がでず試験が近づいてくると焦ってしまいますよね。

この記事では独学で宅建士に合格するために知っておいて欲しい、勉強法やおすすめサイト等を紹介しています。

まずは、基本的な宅建試験日などをみていきましょう。

この記事の監修者
サト

不動産鑑定士

サト

Sato

プロフィール

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士39歳。宅地建物取引士・ASA国際資産評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730。合格していない資格の記事については合格者に外部委託して執筆しております。プロフィール詳細コレハジについて

宅建の試験制度

schedule

簡単に宅建の試験制度を見ておきましょう。

試験日

令和4年10月16日、令和4年12月18日のいずれかの日付を指定される。

試験内容

50問・四肢択一式、受験資格はありません。誰でも受験できます。

合格率

令和3年10月の試験は合格率17.9%で概ね15%前後で推移しています。

受験費用

受験費用は8,200円です。

独学の場合、テキストと問題集も買うと思うのでそれの費用が2冊合わせて5,000~6,000円ぐらいなのですべての費用としては2万円ぐらいと思っておけば十分でしょう。

独学のメリット・デメリット

独学のメリット

独学のメリット
  • 費用が安い
  • 自分のペースで勉強できる

独学のメリットは何と言っても費用ですよね。

宅建は受験資格もなく誰でも気軽に受けられるので独学で受験する人がほとんどだと思います。

独学でも不安になる必要はないでしょう。

独学のデメリット

独学のデメリット
  • わからないところを質問できない
  • 孤独に耐えられず挫折しやすい
  • 勉強の仕方がよくわからず合格まで時間がかかる

独学なので一人で勉強している人はわからないところが出てくると困ることがあります。

でも、最近は検索すれば答えがサイトにのっていたりするのであまり心配する必要はないと思います。

通信講座や通学講座を受講すれば言われたことをすればいいだけですが、独学だとテキストを読んで過去問をどうやって繰り返していけばいいのか、テキストの中でどの分野が重要なのかわからず勉強時間がかかる傾向にあると思います。

また、宅建は300時間ぐらい勉強時間が必要といわれていますが、一人で毎日コツコツ勉強する必要があり孤独に耐えられず挫折する人も多いと思います。

独学の一番のデメリットは毎日コツコツ勉強するのが大変なことではないでしょうか。

独学のためのおすすめ本

amazonなか見!検索カラー文章量イラスト・図解問題収録分冊
フルカラー少ない多い3分冊
 文章をあまり読まずに勉強したい人向け
  • amazonでベストセラー
  • イラストや図が多い
  • 手書き風のフォントでの解説
  • やさしい・やわらかい解説

独学の人におすすめの本はみんなが欲しかった!宅建士の教科書です。

この本は読むというよりパッとみてわかる本をコンセプトに作られた本で、文章を読むのが億劫で図やイラストで勉強したい人におすすめです。

3分冊できるので外出先でも勉強しやすくなっています。

欠点は、図が手書き風のフォントで解説されているため見づらいと感じる人がいるかもしれませんがこの辺は好みだと思います。

amazonで本の中身を試し読みできるので一度見てみるといいでしょう。

他のテキストとも比較したい人は下の記事を参考にしてくださいね。

独学のためのおすすめ過去問

 厳選問題集で要領良く勉強したい人向け
  • 過去10年強から290問を厳選
  • 分野別に勉強できる
  • amazonでベストセラーのテキストと完全リンクした勉強ができる
  • 問題ごとの難易度付き
  • 3分冊が可能
  • amazonでなか見!検索できる

ベストセラーテキストみんなが欲しかった!宅建士の教科書と完全にリンクした形で勉強できる問題集です。

問題ごとにテキストのどこを見れば解説が載っているかが一目でわかるのでテキストをペラペラめくる必要がありません。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書」の購入を考えている人はセットで購入しておくといいでしょう。

分野ごとにまとめられているので宅建士の教科書を読んでこの問題集をするという風に勉強していけば力が付くでしょう。

独学のためのおすすめサイト

宅建を勉強するためにおすすめのサイトとしてここでは2つのサイトをあげておきます。

穴埋式問題集

一つはまず、参考書を読んで頭に入れる段階のサイトの紹介です。

単にテキストを読んでも全然覚えられないと思います。

ですので、手前味噌になりますが、当サイトでは穴埋め式のテキストを作成しています。

穴埋め式と言っても、語句を入力する必要はなく、タップしたら正解がでてくるので、文章を読んで理解して、繰り返しタップすることで知識を頭に定着させていきましょう。

何度も繰り返し練習することが上達への近道ですよ。

関連 無料の穴埋め式問題集

過去問道場

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次に過去問を勉強するときにおすすめのサイトは宅建試験ドットコムです。

平成12年から令和3年10月までの過去問を解くことができ、問題ごとに解説もついています。

また、選択肢をランダムに並びかえたりできる機能もあるので何回でも勉強しやすくなっています。

民法改正にも対応しているので安心して勉強できるでしょう。

独学のためのおすすめアプリ

おすすめアプリは無料と有料の2つがあります。

宅建過去問(無料)

宅建 過去問 2022

宅建 過去問 2022

Trips LLC無料posted withアプリーチ

無料でおすすめのアプリは「宅建 過去問 2022」です。

過去12年分の問題を解くことが無料で解くことができる優れものです。

各肢ごとに解説があるのでその点も親切ですね。

全面広告が少しうっとうしいですが、無料アプリなので仕方ないでしょう。

スタケン(有料)

宅建 過去問集 2021年版「スタケン問題編」

宅建 過去問集 2021年版「スタケン問題編」

OWNER’S AGENT INC.¥370posted withアプリーチ

有料のおすすめアプリはスタケンです。

平成23年から令和2年までの過去問ができて370円と安くなっています。

有料なので機能は豊富で、

  1. 「弱点攻略」でもう一度解きなおしたい問題だけまとめて解きなおしができる
  2. 自分にとって簡単な問題は次から非表示にすることもできる
  3. ランダムに出題できる
  4. 学習の記録がつけられる
  5. オリジナル模試がついている

などの、上の無料のアプリにはない機能がついています。

宅建を合格するために必要な勉強時間

宅建に合格するために必要な勉強時間は100~300時間と言われています。

毎日3時間勉強するのを3ヶ月ぐらい続けないといけないのでけっこう大変ですよね。

みんなの勉強時間のアンケートをとったことがあるので参考にのせておきます。

アンケート結果

みんなの勉強時間をみると移動中や寝る前などすきま時間をうまく活用して勉強しているのかなという感じですよね。

コツコツ続けるのが一番大変ですが合格への近道です。

宅建の勉強スケジュール

当サイトで合格体験記を書いてくれた人の半年間の勉強スケジュールは上のようになっています。

過去問・予想問題を解いて、直前には模擬試験まで受けているのでかなり万全の体制で受験されています。

半年前から勉強してもこれぐらいのスケジュール感で勉強すれば十分合格できるでしょう。

この人の合格体験記を読めばもっと詳しく書かれているので参考にしてください。

独学で合格するための勉強法

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独学で勉強するときに意識することは、

  • 法改正は出題されやすいので絶対に抑える
  • 民法は難しいのであまり時間をかけすぎない
  • 宅建業法は確実に得点できるようにしておく

など何点かあると思います。

でも、一番大切なのはとにかく過去問を繰り返し解くことです。

宅建に限らず資格試験全般に言えますが過去問が一番重要です。

問題は過去問を何年分解くのかと、何回ぐらい繰り返し解くのかですが、過去10年分をほぼ間違えないぐらい解けば十分だと思います。

ただし、今年は民法が大幅に改正されているので過去問だけでなく、直前予想問題集なども購入しておくと安心ですね。

宅建ノートは作るべき?

宅建ノートというのはテキストの内容を自分なりにノートにまとめて勉強する方法のことをいいます。

宅建ノートを作る勉強法をする人はけっこう多いと思います。

ほかのみんなも宅建ノートを作って勉強しているのでしょうか?

せろりさんのツイッターが参考になるのでこのツイートに対する返信を見てください。

みんなあまり宅建ノートを作っていないようですね。

私も宅建ノートを作るのには反対です。

理由を簡単に言うと時間がかかりすぎるからです。

時間をかけてきれいなノートを作ったのはいいけど、あまり頭に入らないことが多いと思います。

資格勉強は勉強する時間が限られているので字を書く頻度は重要なポイントに絞るなど必要最低限にするのがおすすめです。

合格した人の様々な勉強法

合格者の勉強法についてアンケートを取ったので参考にしてください。

通信講座で使われていた教材や問題集をフリマサイトで調達し、テキストの黙読と問題集の回答を交互に繰り返しました。

私は法学部出身なので民法などは飛ばしましたが、試験科目を一通り覚えるのに5か月ほど。

ノートはとらず、テキストの気になった部分に補足やまとめをメモ書きした半透明の方形付箋紙を貼り付け、学習深度に合わせて適宜アップデートしていきました。

試験直前の1か月間はひたすら問題集を解きまくり、根本的な勘違いや覚え間違えを修正。

通勤中や昼食時にやっていた一問一答のフリーアプリも試験合格の一助になったかもしれません。

参考書や問題集は、「らくらく宅建塾」シリーズである程度の枠組みを抑えて、過去問を10年分ほど覚えます。

その後、参考書「出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555」(LEC)でひたすら要点をチェックします。

記憶とは思い出した量に比例します。何回も繰り返し覚えるまで行いましょう。試験は80%以上の論点が過去問の焼き写しです。

満点主義は意味がありませんので、合格点を超えるように最短距離を常に意識しましょう。

凄くありきたりなやり方ですが、書店にならんでいる宅建の参考書ならびに問題集を計3冊、片っ端から丸暗記しました。

やり方としては、ノートに丸写しし、それを読み、自分なりに理解するの繰り返しです。たしかに、丸暗記での勉強は原始的であり、非効率。

でも、丸暗記がイチバン頭に入ってくる勉強法であることは言うまでもナシ。

実際に、私は丸暗記方式での勉強を半年間継続した結果、見事に宅建の試験に合格できました。結

構、地味に大変な作業ですが、この方法がベストだと個人的には思います

宅建に独学で受かった人の合格体験記

今までに資格試験などを勉強したことがない人はどうやって勉強していけばよいのかよくわからない人もいるので、そういう人は他の人の合格体験記を読んで勉強の仕方を身につけるといいでしょう。

他の人をマネして勉強することでより早く勉強法が身につきますよ。

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の39歳。
不動産鑑定士の試験勉強時代に全国模試で3位の実績。
宅地建物取引士・ASA機械設備評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730点。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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