アガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座はどちらも合格実績が優れているため、調べているとどっちの方がいいのか比較したくなる通信講座ですよね。
この記事ではアガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座の違いに焦点を当てながら、合格率や費用の違いを一目でわかるようにまとめているので検討中の方は参考にしてください。
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アガルートと東京法経学院を簡単にご紹介
まずはアガルートと東京法経学院について簡単に説明していきます。
アガルートは2015年に設立した会社で、土地家屋調査士講座自体は2019年から開始されています。
通信講座に特化しており価格が相場と比べて安いのが特徴です。
なるべく費用を抑えて、勉強したいという人におすすめです。
東京法経学院は1961年創業の古くからある企業で、合格者占有率が非常に高いのが特徴です。
実績を重視する人にはおすすめです。
アガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座の特徴
合格率の比較
- 令和2年度は受講生の56.70%が合格
- 令和2年度の合格者占有率が65.30%
受講生の56.70%が合格しているアガルートと合格者占有率が65.30%の東京法経学院ではどちらのほうが、合格実績がすごいのか正直よくわかりませんが、どちらも合格実績はすごいです。
やはり、予備校を選ぶうえで合格実績は一番重視したい特徴の一つですよね。
受講形態の比較
- 通信講座のみ
- 通信講座及び通学講座がある
アガルートは通信講座に特化しており、通信講座のみが提供されています。
一方、東京法経学院は通信講座のほかに通学講座も用意されています。
通学講座を受講できる場所は以下の通りです。
- 東京校 東京都新宿区市谷本村町3-22 ナカバビル1階
- 名古屋校 名古屋市中村区名駅3-23-6 第二千福ビル7F
- 大阪校 大阪府大阪市北区中津1-2-21 明大ビル3F
- 福岡校 福岡市中央区春吉3-21-21春野ビル3F
通学講座は値段も高いので受講するのに躊躇してしまいますが、通信講座と違って自習室などを利用できるのでモチベーションが保ちやすいです。
通信講座で不合格になる原因の多くはモチベーションが続かないことです。
通学講座ならいくらやる気がでなくても、自習室に行ってみんなが頑張って勉強しているのを見ると、自分も頑張らなければ!と思えます。
通学できる人はできるだけ東京法経学院のほうが合格への早道となるでしょう。
テキストの中身の比較
- フルカラー(一応)
- 白黒
テキストの中身的にはアガルートの方が勉強しやすいです。
アガルートのテキスト
アガルートの土地家屋調査士法のテキストサンプルが下のものになります。
一応フルカラーですが、図や挿絵は少なくけっこう文字が多め。
東京法経学院のテキストに比べると紙の質はよく勉強する気がでます。

東京法経学院のテキスト
東京法経学院のテキストは完全白黒で昔ながらのテキストといった印象。
色の濃い蛍光ペンなどを使うと透けてしまって少し勉強しづらいのが難点です。

講義動画の視聴環境の比較
- オフライン・オンラインで視聴可能
- 8段階の倍速機能
- しおり機能がある
- オフライン・オンラインで視聴可能
講義動画の視聴環境としてはアガルートのほうがやや便利です。
アガルートには8段階の倍速機能があり、また苦手なところをかいつまんで見ることができる「しおり機能」という便利な機能もあります。
講義の質の比較
- テキストを画面に映しながら説明してくれるのでわかりやすい
- ホワイトボードで説明する昔ながらのスタイル
- 画質がやや悪い
講義の質については、アガルートの方がいいです。
画面にテキストを出しながら説明してくれるので、線を引く箇所がわかりやすく、またテキストがなくても勉強できます。
東京法経学院は昔ながらのホワイトボードに書きながら説明するスタイルなので、今の人からするとやや古臭く感じると思います。
アガルートの講義サンプル
東京法経学院の講義サンプル
問題演習の比較
- 本ベースのみ
- 本ベースのみ
アガルート東京法経学院ともに過去問などの問題演習は本ベースになります。
早くアプリを開発してほしいですね。
サポート制度の比較
- FACEBOOKグループで回数無制限で質問できる(24時間以内に講師が直接回答)
- 定期カウンセリング(オプション)
- 質問票または質問フォームで質問できる
サポート制度ではアガルートの方がやや有利でしょうか。
どちらも質問ができますが、アガルートの方が24時間以内に講師が直接回答すると明記しているので安心です。
また、オプション価格15万円と高いですが、アガルートではオプションを付けることにより月1回直接講師を電話で話して、勉強スケジュールや学習の進め方を相談できます。
15万はちょっと高いですが。。。
教育訓練給付制度の比較
- なし
- あり
東京法経学院では答練については教育訓練給付制度が利用可能となっています。
アガルートと東京法経学院の料金を比較
続いて、アガルートと東京法経学院の料金を比較していきます。
アガルートの土地家屋調査士講座の料金
受講形態 | 講座名 | 費用 |
---|---|---|
通信 | 入門総合カリキュラム | 415,800円 |
通信 | ダブル合格カリキュラム | 470,800円 |
通信 | 中上級総合カリキュラム | 229,460円 |
通信 | 上級パック | 140,800円 |
午前の部の免除規定を受けられる人は「入門総合カリキュラム」、免除規定を受けられない人は「ダブル合格カリキュラム」を検討するといいでしょう。
東京法経学院の土地家屋調査士講座の料金
受講形態 | 講座名 | 費用 |
---|---|---|
通信 | 新・最短合格講座・WMVダウンロードタイプ | 266,420円(4/16まで) |
通信 | 新・最短合格講座・DVDタイプ | 295,680円(4/16まで) |
通学 | 本科2022+合格直結答練2022 | 371,600円(4/30まで) |
通学 | 超短期合格講座2022 合格講座フルパック | 328,724円(4/30まで) |
通信 | 超短期合格講座2022 合格講座フルパック | 323,740円(4/16まで) |
LEC、日建学院との講座の価格比較
学校名 | 受講料 |
---|---|
アガルート | 415,800円 |
東京法経学院 | 266,420円(4/16まで) |
LEC | 271,150円(4/30まで) |
日建学院 | 451,000円 |
ちなみに、アガルート・東京法経学院以外の土地家屋調査士講座との比較は以上のようになり、午前の部が免除される人がWEB講義を受ける講座の価格を比較したものです。
アガルートと東京法経学院の口コミ・評判の比較
アガルートと東京法経学院のいい評判・口コミ
- 初受験の合格率が50%もある
- 午前免除のWEB講座が約21万円と相場(32~45万)に比べてかなり安い
- お祝い金や全額返金制度がある
- 中山講師の評判がいい
- オフラインでも講義を聴くことができる
- 合格者占有率が65.3%
- 講座を開講してから長い
- 講師陣が20人以上いる
- 全額返金制度がある
- オフラインで講義を聴くこともできる
どちらの評判もすごく似ていますが、一番違うのはアガルートには中山祐介講師という人気講師がいることでしょうか。
とてもわかりやすい講座をしてくれることで人気の人です。
アガルートと東京法経学院の悪い評判・口コミ
- 過去問演習はテキストでしか勉強できない
- 2019年に講座開設と日が浅い
- 教育訓練給付制度がない
- 通学講座がない
- 過去問演習はテキストのみ
- テキストが白黒で勉強しにくい
- 価格が高い
評判としては東京法経学院の講座は価格がアガルートに比べて高いというのが気になるところですね。
アガルートと東京法経学院はこんな人におすすめ!
アガルートがおすすめな人
- リーズナブルに講座を受講したい人
- 人気講師の講座を受講したい人
東京法経学院がおすすめな人
- 合格占有率の高い実績のある講座を受講したい人
- 昔ながらの信頼性のある講座を受講したい人
- オフラインで講座を学びたい人
アガルートと東京法経学院を徹底比較 まとめ
アガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座はどちらも合格実績が優れた講座です。
個人的には10万円以上アガルートの方がお得だと思いますが、通学できるのなら東京法経学院もありだと思います。
どちらの講座も非常に優れた講座ですので、今回紹介した違いを確認しながら自分にあった講座を探してください。