アガルートの土地家屋調査士講座の評判・口コミは?気になる合格率や特徴について紹介

アガルート(土地家屋調査士)

【アガルートの特徴】

  • 初学者の2人に1人が合格
  • 午前免除のWEB講座が約21万円と相場(32~45万)に比べてかなり安い
  • 中山祐介講師がわかりやすいと人気
  • 質問回数は無制限でフォロー制度が充実しており初心者でも安心
この記事の監修者
サト

不動産鑑定士

サト

Sato

プロフィール

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士39歳。宅地建物取引士・ASA国際資産評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730。合格していない資格の記事については合格者に外部委託して執筆しております。プロフィール詳細コレハジについて

アガルートってどんな会社?

アガルート

アガルート(AGAROOT)は2015年1月にできた会社で、アガルートアカデミーというオンラインによる講義の配信などを行っており土地家屋調査士以外にも行政書士、司法書士など様々な講座を取り扱っています。

2015年にできたので最近できた会社ですね。

アガルートの土地家屋調査士講座の評判・口コミ

アガルートのいい評判・口コミ

  • 初受験の合格率が50%もある
  • 午前免除のWEB講座が約21万円と相場(32~45万)に比べてかなり安い
  • お祝い金や全額返金制度がある
  • 中山講師の評判がいい
  • オフラインでも講義を聴くことができる

講師の評判もよく、講座の費用も他の講座と比べて高くありません。

また、合格実績もいいので、土地家屋調査士の通信講座としては一番おすすめと言えます。

https://takken-sikaku.com/wp-content/uploads/2021/09/youngwoman_37.png

ダブル合格カリキュラムを受講

職場の先輩からとても良い評判を聞き、無事に合格もされていたので、利用をすることにしました。

ダブル合格カリキュラムという講座を申し込みをしました。

土地家屋調査士試験の難易度は理解していましたが、具体的にどれぐらいの勉強時間が必要かやどういった順番で学習を進めていけば良いかなどを講座を通じて知ることができたので参考になりました。

また出題範囲の広いテストなので深くまで学習を進める項目とあえて浅く学習をする項目など、合格に向けた勉強をすることができたと思っています。

整理しながらインプットができるので、当然既に知識がある方にも良いと思いますが、個人的には初心者の方にこそオススメしたいです。

https://takken-sikaku.com/wp-content/uploads/2020/10/youngman_33.png

一発合格カリキュラムを受講

一発合格カリキュラムを受講しました。

定期カウンセリングをつけるか迷ったのですが、それまで独学で勉強して息詰まることが多かったので定期カウンセリングもつけました。

勉強の進捗状況を一緒に確認してくれたり、リアルタイムで質問をすることができて質問回数も制限がないというのは良かったです。

受講料の安さを考えるとここまで充実したサポートが受けられるとは思っていなかったので、この点にはとても満足しています。

1つ不満だったのはeラーニングのお粗末さです。ここはフォーサイトの方が充実していると思います。

スマホで講義を見ることは出来るので電車やバスといった移動時間を利用して勉強することが出来ますが、スマホで実際に問題を解くことが出来ない点が残念です。

ここが出来ればもっと効率よく勉強できると思います。しかしフォローや問題集も内容などを総合的に見て、満足しています。

https://takken-sikaku.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_36.png

入門総合カリキュラムを受講

初心者向けの入門総合カリキュラムを受講。

こちらのプログラムはネット環境さえ整っていれば、場所を選ばずに専門の講師の方からオンライン上で受講できることが最大の魅力。

テキストは紙媒体ではありますが、フルカラーで構成されており、ビギナーにもわかりやすい設計になっています。

課題に対する説明もシンプルかつ、適切でスムーズに知識をアウトプットできます。

また、何か不安なことや疑問点についても、Facebookを利用すれば直接質問できる点も良いです。

ですが、やはり難易度の高い課題なため、パソコンの前で睨めっこして、1人で勉強するには不安になるというか、孤独感をモロに感じて嫌気がさしてくるものです。

やはり、合格するかorしないか?は本人次第となります。中には途中で挫折する方もいらっしゃるそうです。

そうならないためにも、アガルートさんのカリキュラムには、ワンツーマンで寄り添って個別にカウンセリングしてくれるプランも用意されているんですが、いかんせん、通常カリキュラムよりもカウンセリングサポートを付け加えることで料金が跳ねあがってしまいます。

個人的には予算の都合上、通常のプランでの申込となりますが、金銭的に余裕がある人は定期カウンセリングサービスを加えた方がが良いと思います。

1人きりの勉強はやっぱり辛いですからね!結局は本人次第なんですけどね!

努力するみなさんへ。栄光あれ!

アガルートの悪い評判・口コミ

  • 過去問演習はテキストでしか勉強できない
  • 2019年に講座開設と日が浅い
  • 教育訓練給付制度がない
  • 通学講座がない

過去問演習はテキストでしかできないので、持ち運ぶ必要がありやや不便です。

ですが、それほど悪い評判は見当たりませんでした。

アガルートの土地家屋調査士講座のメリット

合格実績が豊富

アガルートの合格実績

令和2年度土地家屋調査士試験におけるアガルートアカデミー受講生の合格率は 56.70%と全国平均10.36%の5.47倍にもなっています。

また、令和2年度試験が初受験者の合格率は50%なので非常に高い合格率と言えます。

ちなみに、東京法経学院は非常に合格者占有率が高いことで有名ですので、比較検討してみたい人は下の記事を参考にしてください。

講座の価格が安い

学校名受講料
アガルート415,800円
東京法経学院 266,420円(4/16まで)
LEC 271,150円(4/30まで)
日建学院451,000円

上の表は、午前の部が免除される人がWEB講義を受ける講座の価格を比較したものです。

アガルートの講座は他の予備校の講座より10万円以上安いので、かなりリーズナブルになっています。

合格特典が豪華

合格特典

2022 ダブル合格カリキュラムの受講生が,測量士補と土地家屋調査士試験の両方に合格した場合に5万円か全額返金の合格特典を受け取ることができます。

全額返金の合格者インタビューは東京の飯田橋ラウンジで行われ、交通費はでないので注意しましょう。

お祝い金5万円の条件

  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出

全額返金の条件

  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューのご出演
合格特典

2022土地家屋調査士試験の入門総合カリキュラム/中上級カリキュラムの受講生が,土地家屋調査士試験に合格した場合、お祝い金3万円か全額返金してもらえます。

お祝い金3万円の条件

  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出

全額返金の条件

  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューのご出演

割引制度が豊富に用意されている

アガルートでは、各種割引制度が多数用意されています。

他校割引制度や再受講割引制度は20%OFFと大きくなっているので、不合格になってしまった場合でもお得に再受験することが可能です。

  • 再受講割引制度(20%OFF)
  • 測量士補講座受講生割引制度(5%OFF)
  • 土地家屋調査士試験受験者割引制度(10%OFF)
  • 他資格試験合格者割引制度(10%OFF)
  • 他校乗換割引制度(20%OFF)
  • 家族割引制度(10%OFF)
  • 「やさしい測量士補の数学」割引制度(10.000円OFF)
  • 法人・士業事務所割引

質問は回数無制限。講師が直接24時間以内に回答

FACEBOOKグループを使って講師が直接回答してくれます。

回数無制限で原則24時間以内に解答してくれるので、気軽に聞くことができますね。

動画にしおり機能がある

アガルートの講義動画には「しおり機能」が実装されており,自分の弱点や覚えたいところだけをかいつまんで見ることができます。

ちょっとした機能ですが、勉強していくと苦手なところは必ず出てくるのでうれしい機能です。

アガルートの土地家屋調査士講座のデメリット

問題演習はオフラインできない

アガルートは講義についてはオンライン・オフラインの学習が可能ですが、問題演習についてはオンラインで学習できず、テキストベースになります。

重たい過去問を持ち歩かないといけないためややマイナス点です。

教育訓練給付制度がない

アガルートに教育訓練給付制度がないため、同制度の利用を考えている人は他の予備校を検討しましょう。

アガルートの土地家屋調査士講座のコース

土地家屋調査士講座の選び方

アガルート土地家屋調査士講座のフローチャート

アガルートの土地家屋調査士講座は色々な種類がありますが、まずは上のフローチャートで自分にあった講座を選びましょう。

各講座の詳しい内容や価格は下で紹介しています。

初学者向け土地家屋調査士講座

合格総合カリキュラム

合格総合講義のサンプル動画

※合格総合講義はダブル合格・入門総合・中上級総合カリキュラムで共通です。

合格総合講義の価格

148,000円

合格総合講義がおすすめの人

  • 講義だけを受けたい人
  • 過去問などは自分で独学でする人

合格総合カリキュラムは講義だけ予備校で受けたい人のためのシンプルなカリキュラムです。

独学だけでは理解できるか不安だけど、なるべく安く受験したい人のための講座です。

この講座を受講すれば、知識のインプットだけは予備校クオリティのものを得ることができます。

インプットができれば、過去問演習などのアウトプットは自分でできるよ!という人におすすめです。

合格総合講義の中身

  • 合格総合講義
  • 回数無制限の質問

入門総合カリキュラム

入門総合カリキュラムのガイダンス動画

入門総合カリキュラムの価格

415,800円

入門総合カリキュラムがおすすめの人

  • 午前の部の免除を受けられる人

午前の部の免除を受けられる初学者の人が対象の講座です。

測量士・測量士補・1級建築士・2級建築士のいずれかを持っていて午前の部の免除を受けられる人にはスタンダードな講座となっています。

入門総合カリキュラムの中身

  • カリキュラムの中核「合格総合講義」
  • 択一式過去問解説講座
  • 記述式過去問解説講座
  • 作図テクニックを解説!新・定規の使い方講座
  •  複素数モードによる計算方法をマスター![中山式]複素数計算
  •  答練実践答練(前半3回)
  • 回数無制限で質問できる
  • 定期カウンセリング(オプション)

入門総合カリキュラムの視聴・発送スケジュール

ダブル合格カリキュラム

ダブル合格カリキュラムのガイダンス動画

ダブル合格カリキュラムの価格

470,800円

ダブル合格カリキュラムがおすすめの人

  • 午前の部の免除規定を満たしていない人
  • 初めて土地家屋調査士試験を受ける人

ダブル合格カリキュラムは測量士補と土地家屋調査士の両方の試験の合格を目指したカリキュラムになります。

土地家屋調査士の試験は午前の部と午後の部に分かれますが、合格者の多くは測量士補を合格することによって、午前の部を免除され、午後の部のみを集中して勉強して合格しています。

このカリキュラムでは、このような免除規定を利用して土地家屋調査士試験を合格しようとします。

ですので、内容的にはボリュームのあるものになっています。

ダブル合格カリキュラムの内容

  • カリキュラムの中核合格総合講義(74時間)
  • 択一式過去問解説講座(20時間)
  • 記述式過去問解説講座(15時間)
  • 作図テクニックを解説!新・定規の使い方講座(3時間) 
  • 複素数モードによる計算方法をマスター[中山式]複素数計算 (5時間)
  • 答練実践答練(前半3回)1回2時間
  • 必要な知識をインプット測量士補 総合講義(26時間)
  • 3時間で押さえる計算問題 (3時間)
  • 3時間で押さえる文章問題(3時間)
  • 回数無制限で質問できる
  • 定期カウンセリング(オプション)

ダブル合格カリキュラムの視聴・発送スケジュール

初学者向け講義の比較

土地家屋調査士試験 測量士補・土地家屋調査士
合格総合講義 入門総合カリキュラム ダブル合格カリキュラム
測量士補 総合講義
3時間で押さえる計算問題
3時間で押さえる文章問題
合格総合講義
択一式過去問解説講座 ×
記述式過去問解説講座 ×
新・定規の使い方講座 ×
[中山式] 複素数計算 ×
実践答練(前半3回) ×
質問制度(Facebook)
定期カウンセリング × ×
価格 148,000円 415,800円 470,800円

中上級者向け土地家屋調査士講座

中上級向けガイダンス動画

中上級総合カリキュラム

中上級総合カリキュラムの価格

229,460円

中上級総合カリキュラムがおすすめの人

  • 土地家屋調査士試験を受験したことのある人
  • 司法書士実務経験者・合格者の人

中上級総合カリキュラムは土地家屋調査士試験を受験したことがあり、ある程度の知識がある人を前提としたカリキュラムです。

中上級総合カリキュラムは、下の上級パックの内容を含んでいるので、学習経験者にとっては一番スタンダードなカリキュラムになっています。

中上級総合カリキュラムの内容

  • カリキュラムの中核「合格総合講義」
  • 作図テクニックを解説する新・定規の使い方講座
  • 複素数モードによる計算方法をマスター[中山式]複素数計算
  • 択一式過去問解説講座
  • 記述式過去問解説講座
  • 上級パック

中総合カリキュラムの視聴・発送スケジュール

上級パック

上級パックの価格

140,800円

上級パックがおすすめの人

  • 学習経験者でより学習する範囲を絞って勉強したい人向け

上級パックは土地家屋調査士試験受験経験者用で、より学習する範囲を絞ったものになります。

学習する範囲は近年狙われている範囲や法改正点に絞ってあるので、学習経験者にとってはより効率的な学習が可能です。

上級パックの内容

●書式ひな形対策講座
●狙い目論点の民法と不動産登記法総論
●計算・図形問題への対策記述式計算ステップ講座
●法改正対策過去問解説講座
●最新の出題傾向に合わせた実践答練(後半3回)

上級パックの視聴・発送スケジュール

中上級者向け講座の比較

中上級総合カリキュラム 上級パック
合格総合講義 ×
択一式過去問解説講座 ×
記述式過去問解説講座 ×
書式ひな形対策講座
新・定規の使い方講座 ×
[中山式] 複素数計算 ×
実践答練(後半3回)
『法改正対策』過去問解説講座
不動産登記法総論<狙い目論点>講座
民法<狙い目論点>講座記述式計算ステップ講座
質問制度(Facebook)※
価格 229,460円 140,800円

合格ゼミ

合格ゼミは以下のカリキュラムを受講している用です。

  • 2022合格目標 ダブル合格カリキュラム(測量士補・土地家屋調査士)
  • 2022合格目標 入門総合カリキュラム(土地家屋調査士)
  • 2022合格目標 中上級総合カリキュラム(土地家屋調査士)
  • 2022合格目標 上級パック(土地家屋調査士)

人気講師である中山講師がオリジナルで作成した択一式問題と記述式問題を通じて,基礎知識と応用知識を実践的に身に着け知識の定着をしていくゼミ型の強化講座です。

単科講座

単科講座としては、以下のものがあります。

[中山式]複素数計算が人気ですので、複素数計算をマスターして時間短縮を図りたい人は受講してみるといいでしょう。

  • 【午前の部】過去問9年分完全解説講座
  • 択一式過去問解説講座
  • 記述式過去問解説講座
  • 記述式過去問【実演】講座~8ヶ月スピード合格!の中里講師が実演&解説
  • 新・定規の使い方講座
  • [中山式]複素数計算
  • 書式ひな形対策講座
  • 実践答練
  • 不動産登記法総論<狙い目論点>講座
  • 記述式計算ステップ講座
  • 民法<狙い目論点>講座

マンツーマン指導

アガルートでは普通の通信講座以外によりハイレベルな指導を目指したマンツーマン指導をしています。

アガルートアカデミーの飯田橋ラウンジで直接指導を受けるタイプとスカイプによる通信指導を選ぶことができます。

料金は1時間2万円+教材費。

学習の範囲やスケジュールは講師と直接相談して決める個別指導になっており、指導期間は月1回以上です。

講師は中山講師と中里講師が担当しており、中山講師の方は満員になっているので人気のようです。

マンツーマンなので普通の通信講座よりも料金は高いのでしょうが、効果は高いでしょう。

アガルートがおすすめの人

  • リーズナブルな講座を受講したい人
  • 人気講師の講座を受講したい人
学校名受講料
アガルート415,800円
東京法経学院 266,420円(4/16まで)
LEC 271,150円(4/30まで)
日建学院451,000円

上の表は、午前の部が免除される人がWEB講義を受ける講座の価格を比較したものです。

アガルートの講座は他の講座と比較して安いので、費用を抑えたい人にはおすすめです。

アガルートをおすすめできない人

  • 昔からある信頼性の高い講座を受講したい人

アガルートの土地家屋調査士講座は2019年から始まっており、日が浅いので、昔からやっている東京法経学院やLECに比べるとノウハウの蓄積という面ではやや不安です。

テキストなどの教材のレビュー

アガルート土地家屋調査士講座のテキストは、一応フルカラーと言われていますが、シンプルな見た目となっており、図や挿絵も必要最低限と言った印象です。

シンプルな作りになっているので、講座を受けながらマーカーを引いたりして自分なりのテキストを作っていくというイメージです。

土地家屋調査士法のテキストサンプル

土地家屋調査士法のテキストサンプル(アガルート)

民法のテキストサンプル

民法のテキストサンプル(アガルート)

不動産登記法のテキストサンプル

不動産登記法のテキストサンプル(アガルート)

アガルート以外との通信講座比較表

アガルート東京法経学院LEC早稲田法科専門学院日建
合格率56.7%65.3%50.0%25.0%10.5%
受講料162,800円~217,910円~167,200円~207,900円~23,1000円~
口述対策なしなしなし
質問対応なしなし
添削対応なしなしなし
模擬試験・料金3回・49,500円
6回・87,780円
8回・99,000円
14回・147,400円
10回・105,600円なしなし
特徴サービスが非常に充実合格率No.1カリキュラムが手堅い歴史の長い教育方法で安心豊富なテキスト数

下の記事ではアガルートなどの土地家屋調査士の通信講座5社を比較しています。

それぞれの講座のメリット・デメリット・サンプル講義なども載せているのでぜひ比較の参考にしてください。

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の39歳。
不動産鑑定士の試験勉強時代に全国模試で3位の実績。
宅地建物取引士・ASA機械設備評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730点。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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