LECの土地家屋調査士の評判・口コミは悪い?合格率が高く、講師も充実

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「土地家屋調査士試験」は毎年数パーセントという非常に低い合格率で、試験を通過することは超難関です。

そんな土地家屋調査士試験ですが、やはり独学で勉強するのはなかなか大変な上に範囲が広いため、何から手を付けてよいのかわからないという方が多いです。

そのため試験勉強をより効率よく行うためには講座の力を借りることをおすすめします。

今回はその中でも資格・通信教育分野において上位の人気を誇る「LEC(れっく)東京リーガルマインド」についてご紹介します。

この記事の監修者
サト

不動産鑑定士

サト

Sato

プロフィール

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士39歳。宅地建物取引士・ASA国際資産評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730。合格していない資格の記事については合格者に外部委託して執筆しております。プロフィール詳細コレハジについて

LECの土地家屋調査士講座のメリット

土地家屋調査士試験対策の講座はさまざま所から提供されていますが、その中でも合格率が高く、上位合格者を多く排出しているのがLECです。

経験豊富な講師陣と満足度の高いサービスの豊富さが相まって、受講者からの評判もいいです。

そんなLECの土地家屋調査士講座ですが、どのような点がメリットなのでしょうか?具体的に評判がよい理由をまとめました。

メリット1:合格率が高い

LECは合格実績が豊富です。

LEC受講生の2人1人が土地家屋調査士試験に合格しているという合格実績を有します。

通信講座を選ぶならやっぱり合格実績がいいところを選ぶべきです。

そのほかに、合格実績が豊富なところとしては、アガルートと東京法経学院があります。

メリット1:通信と通学の両方を選べる

LECでは動画やDVDなどで講義を受ける「通信」と実際に会場へ足を運んで講義を受ける「通学」を選択できます。

どこでも手軽に講義を受けたい、周りに人がいないほうが集中できるといった方は通信がよいです。

一方どうしても動画だと実が入らない、臨場感のある講義が受けたい、周りに同じく勉強しているような人がいると刺激になるという方は通学がおすすめです。

ご自身の勉強スタイルに合わせて通信と通学を好きに選択できるのは最大のメリットともいえます。

メリット2:豪華な講師陣の授業を自由に選べる

講師としての実績を豊富に積んだ講師陣が講義を行います。さらにこれらの講師陣を自由に選ぶことが可能です。

各講師のプロフィール欄があるため、そこで経歴やどのような講義をスタンスに行っているかなど雰囲気を知ることができます。

どのような場面でも良し悪しは別として、人との相性は存在します。

ご自身が「この人の講義なら受けてみたい!」と思える人を探して講義を受講してみてください。

サト

サト

長い間勉強するんだから講師との相性は大切だよ!

メリット3:シンプルかつ見やすい豊富なテキストで勉強がスムーズに行える

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LECのテキストは白黒刷りでシンプルで見やすく、それにも関わらず重要な点の記載は逃さないという非常に効率化されたテキストです。

カラーテキストに自分で補足事項を書き足したら、見た目がぐちゃぐちゃになってしまいどこが重要な部分かがわかりにくくなってしまった、という経験はありませんか?

LECのテキストではそのような問題が起きることはありません。重要な部分が明確で、ご自身で補足を加えてもごちゃごちゃした印象になりにくいです。

メリット4:充実したサポートですぐに疑問を解決できる

わからないことはLECの講師に質問することができます。

また受講者同士で質問し合うことも可能なため、お互いに教え合うことでより内容が定着しやすくなります。

他の受講者に関わることでお互いに刺激をもらい、モチベーションの維持にも効果的です。

メリット5:合格者には受講料を全額返金

LECでは土地家屋調査士試験に合格すると、なんと受講料が「全額」返金されるという制度があります!

返金制度を適用するには以下3つの条件をクリアしなければなりません。

  • 対象コースに申し込み、土地家屋調査士試験に合格する
  • LECで紹介される合格体験記を書く
  • 合格後は期日内にすみやかに返還手続きを行う

条件というと少し身構えてしまったかもしれませんが、基本的に試験に合格する以外に特別難しい条件はありません。

試験に合格するだけでなく、お金が戻ってくるなんて一石二鳥です。ぜひ合格してお金を返金してもらいましょう。

LECの土地家屋調査士講座のデメリット

LECにはたくさんのおすすめポイントがあることをお伝えしました。一方でいくつか挙げられるデメリットについてお話します。

ある方にとってはメリットであることが、別の方にとってはデメリットになるという場合もあります。

ご自身にとってはどちらになるかを考えながらお読みいただくと、LECとの相性がわかるようになります。

デメリット1:価格がやや高め

土地家屋調査士の通信講座の費用比較

学校名受講料
アガルート415,800円
東京法経学院 266,420円(4/16まで)
LEC 271,150円(4/30まで)
日建学院451,000円

※ 上の表は、午前の部が免除される人がWEB講義を受ける講座の価格を比較したものです。

土地家屋調査士試験に対する講座は複数の会社から展開されています。その中でLECの受講料はやや高めであるとの意見があります。

LECの講座はコースにもよりますが、平均33万円前後です。確かに安いところでは20万円代でも講座が受けられる場合もあります。

一方で高いところでは40万円以上することもあります。総合的に判断するとLECは土地家屋調査士講座の中では平均的な価格です。

確かに最安値ではありませんが、他社に比べて講義時間が長いことやサポートの手厚さを考慮すると、決して高すぎる金額ではないともいえます。

デメリット2:テキストのシンプルさが裏目に出ることも

メリット3でお伝えしたようにLECのテキストはシンプルで明確に書かれているため見やすく、またご自身で好きなように書き込んだり、アレンジしたりすることが可能です。

しかし、このシンプルさが物足りないと感じる方もいらっしゃいます。確かにテキストは白黒でカラー印刷はありません。

勉強するにあたって色味がある方が、視覚的に勉強が捗る方にとっては不向きといえます。逆に自分で書き込んでカラフルにまとめていきたいという方はとても書きやすいテキストです。

テキストには好みがあるため、一概にどれがいいとは断言できない部分があります。言い換えればこのテキストのレイアウトが講座を決める一つの要素にもなり得るということなのです。

デメリット3:隙間時間を使っての勉強には不向き

LECの講座は1講義が2時間半あり、他社の講座に比べると少し長めに設定されています。

講義時間が長い分より丁寧に詳しく説明されているという証である一方、隙間時間にコツコツ勉強したい方にとっては不向きともいえます。

1講座を何回にも細切れに分けて勉強することになるため、どこまで講義を受けたかがわかりにくかったり、講義の流れをつかみにくくなったりする可能性があります。

そのため隙間時間を勉強に当てる方よりも、短くとも30分以上の長さでガッツリ集中する勉強方法をとる方にはおすすめです。

また言わずもがな、じっくり1日数時間の勉強時間を確保する予定の方にとってはピッタリの講座といえます。

LEC以外の土地家屋調査士の通信講座比較表

アガルート東京法経学院LEC早稲田法科専門学院日建
合格率56.7%65.3%50.0%25.0%10.5%
受講料162,800円~217,910円~167,200円~207,900円~23,1000円~
口述対策なしなしなし
質問対応なしなし
添削対応なしなしなし
模擬試験・料金3回・49,500円
6回・87,780円
8回・99,000円
14回・147,400円
10回・105,600円なしなし
特徴サービスが非常に充実合格率No.1カリキュラムが手堅い歴史の長い教育方法で安心豊富なテキスト数

下の記事ではアガルートなどの土地家屋調査士の通信講座5社を比較しています。

それぞれの講座のメリット・デメリット・サンプル講義なども載せているのでぜひ比較の参考にしてください。

LECの土地家屋調査士講座の評判・口コミ

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大満足の充実した講義内容でした

知りたい部分のポイントをしっかり抑えて、試験に出そうな重要項目をしっかり勉強できました。無駄なく効率のよい勉強ができたのでモチベーションも下がらずに済みました。

講義時間が少し長めですが、実際の試験での集中力を考えるとよい練習になったと思います。

効率よく勉強できたとの声が多く、無駄な時間を作らない分ダラダラ勉強の予防にもなる用です。

また講義時間が長いことで長時間に渡って集中する練習にもなり、その集中力は試験を受ける際の武器になります。

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スケジュール管理がしやすくコンスタントに勉強できた

通信コースでしたが通学コースの人のスケジュールを確認することができるため、そのスケジュールに合わせて自分も講座を受けてました。

遅れないようにと意識して取り組むことで、最後までしっかりと継続することができました。

自分オリジナルのスケジュールで講座を受けるのも、もちろん有りですが意外と継続するのは難しいです。

通学コースの方が同じように勉強しているということを意識すると、自分も負けてられないという意欲が湧いてきます。

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通信教育でもわからないところをきちんと解決できる

わからないところを気軽に質問できるのはとてもありがたかったです。通信で勉強していると不明点を質問する機会がないのでは、と心配していましたが問題ありませんでした。

また一人で勉強することが多いため、受講者同士で質問をし合ったりできる場があることで孤独を感じずに勉強できました。

不明点をしっかり解決できるのは受講者にとってありがたい点です。

また受験は団体戦といわれることもありますが、大人になると学生の頃のように周りと関わって勉強する機会も減ります。

お互いにいい刺激を与えあいながら勉強できる環境はとてもおすすめです。

LECの土地家屋調査士講座がおすすめの人

ここまでLECの口コミなどについてご紹介してきました。

では具体的にどのような方におすすめなのか、その選ぶポイントをご説明します。

  • 自分で好きなように講座や講師を選んで講義を受けたい方
  • 動画講義だけでなく、直接講座を受けてみたい方
  • 自分でテキストに書き込んで勉強するのが好きな方
  • ある程度の時間集中して学習したい方

LECの土地家屋調査士講座はある程度の長さの時間を確保してじっくり講義を聞きながら、自分の手を動かして学習したいという方におすすめです。

1講座あたりの時間も長いため、集中して丁寧に説明してくれる上に細かい部分まで教えてもらえます。

また講座や講師の選択も自由なため、ご自身の好みに合わせて講義を受けたいという方にもおすすめです。

LECの土地家屋調査士講座がおすすめできない人

続いては逆にLECの講座があまり向いていない方についてです。基本的にLECは初心者からある程度の知識を身に付けた方に至るまで、それぞれに合った講座を幅広く展開しています。

しかしそれでも人それぞれ好みはあります。テキストのデザインや講師との相性、サービス内容や自分が希望している内容との齟齬など、避けられない部分は存在します。

  • 最安値の講座を受けたい方
  • カラー教材での勉強が好きな方
  • 隙間時間を利用しての勉強をメインにする方

残念ながらLECでの学習が不向きな方はデメリットでもご紹介したように、予算に見合わない・テキストの好みが合わない・勉強スタイルに合わない方はおすすめできないといえます。

しかし、絶対に上記の方が合わないというわけではありません。

合わない可能性はあっても最初から決めてしまわず、複数の講座資料を請求してみてしっかり吟味した上で受講する会社は決めましょう。

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の39歳。
不動産鑑定士の試験勉強時代に全国模試で3位の実績。
宅地建物取引士・ASA機械設備評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730点。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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