評判のいいおすすめ通信講座はTACとLECのどっち?メリット・デメリットを紹介

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不動産鑑定士の予備校はTACとLECの二大巨頭どちらかがおすすめですが、教室講座はTACの場合は、八重洲・渋谷・梅田、LECの場合は水道橋しかありません。

首都圏や関西圏に住んでいる人は教室講座に通ったほうがいいと思いますが、それ以外の地域の人は通信講座で勉強することになります。

では、通信講座を受ける場合TACとLECどちらがいいのか紹介していきます。

この記事の監修者
サト

不動産鑑定士

サト

Sato

プロフィール

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士39歳。宅地建物取引士・ASA国際資産評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730。合格していない資格の記事については合格者に外部委託して執筆しております。プロフィール詳細コレハジについて

TAC不動産鑑定士講座の特徴

合格実績が圧倒的

TACの一番のメリットは合格実績が圧倒的なことです。

公式HPによると2018年度の論試験合格者117名のうちTACの受講者は82名とあります。

合格者のうちTAC受講者の割合は約70%にもなります。

不動産鑑定士試験は何点以上とれば合格できるといった絶対的な基準があるわけではなく、上位何名かが合格できる相対的な基準で合否が決められます。

ということは、合格するためには他の受験生ができる問題は確実にできるようにしておく必要があります。

TACの模試で出た問題はTACの受講生ならほとんどできるので、本試験で同じような問題が出題されたときにその問題ができないとそれだけで不合格になる可能性が高まります。

その点、TACに通っておけばそういった心配もなく安心して本試験に向けて勉強ができます。

講座の費用が高い

TACのデメリットは費用がLECに比べて高い点です。

TACを初学者が受講しようと考えた場合、通学講座・1.5年本科生が481,000円です。

一方、LECでは短答+論文基礎コースが320,000円となっています。

その差は16万円もありTACはLECに比べて費用がかかってしまいます。

通信講座の特徴

  • i-supportで質問できる(回数は決まっている)
  • webフォロー、音声DLフォローがある
  • 通信講座でも教室の講義を無料で受講できる
  • 講義録がついてくるので板書する必要がない

TACの通信講座の特徴は以上の4点です。

TACとLECで通信講座特有のフォローなどではあまり優劣がないように思います。

LEC不動産鑑定士講座の特徴

費用が安い

LECでは短答+論文基礎コースが320,000円となっています。

合格お祝い金制度がある

LECには合格お祝い金制度があります。

この制度は論文試験に合格した場合に最大5万円がもらえる制度です。(コースによりもらえる金額は異なります。)

この制度はTACにはないのでありがたい制度です。

論文試験に合格すると実務修習させてもらう会社を探して、働きながら実務修習試験を受験することになるので引っ越しの必要が出てくる場合があります。

そんなとき5万円あれば引っ越し費用の足しにできそうですね。

合格実績がやや劣る

LECの合格実績を調べてみると

  • 2017年度のLECの合格実績は関西試験会場23名中7名、関西試験会場の合格者占有率は30.4%

といったものがあります。

TACの合格占有率が約70%なのに対してLECの合格占有率は約30%なので合格実績という点ではやや劣ります。

通信講座の特徴

  • 24時間いつでも回数制限なく質問できる
  • いつでも繰り返し受講できる

調べましたが、LECとTACで通信講座特有のフォローなどではあまり優劣がないように思います。

TACの不動産鑑定士講座の受講費用

TACの不動産鑑定士講座として初学者が受ける場合に一番スタンダードな1.5年本科生のコースの費用を紹介しておきます。

初学者で短答・論文あわせて試験対策したい人はまずはこのコースを検討するのがいいと思います。

  • 1.5年本科生 初学者 全157回
  • web通信講座(通常受講料)475,000円
  • web通信講座(再受講割引)350,000円
  • web通信講座(宅建受験経験者割引)420,000円
  • web通信講座(学生応援割引)430,000円
  • DVD通信講座(通常受講料)490,000円
  • DVD通信講座(再受講割引)360,000円
  • DVD通信講座(宅建受験経験者割引)430,000円
  • DVD通信講座(学生応援割引)440,000円

LECの不動産鑑定士講座の受講費用

LECで不動産鑑定士を始めて受ける人はまずは短答・論文フルコースを検討しましょう。

このコースは初学者用のコースで全176回ありこれを受けておけば不動産鑑定士試験の試験対策をすべてできます。

TAC不動産鑑定士講座の評判

LEC不動産鑑定士講座の評判

講義サンプル

TAC不動産鑑定士講座

LEC不動産鑑定士講座

さいごに

通信講座を申し込む場合の判断基準として少々高くても合格する可能性も少しでもあげたい人はTAC、合格する可能性は別にして費用を安く合格したい人はLECになる思います。

よく考慮して快適な受験ライフを送って下さいね!

サト

サト

不動産鑑定士

宅建に4回落ちたという黒歴史を持つ不動産鑑定士の39歳。
不動産鑑定士の試験勉強時代に全国模試で3位の実績。
宅地建物取引士・ASA機械設備評価士・競売不動産取扱主任者・基本情報処理技術者・TOEIC730点。
宅建など資格の勉強法について書いていこうと思うので参考にして下さい。

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