危険物乙4に合格するには細かい数量なども覚える必要があるので大変ですが、語呂合わせを使えば効率的に覚えることができます。
なかなか覚えられなくて困っている人はここで紹介している語呂合わせを使って効率的に勉強をすすめましょう!
もくじ
イオン化傾向
イオン化傾向を覚える前にイオン化傾向についてざっくりおさらいしておきます。
金属を酸などに入れると元素が電子を奪われ陽イオンになって溶け出します。
これを「イオン化」といいます。
液体中で陽イオンになることを溶ける、空気中で陽イオンになることを錆びるといいます。
下の図ではイオン化しやすいものを右から順番に並べています。
イオン化しやすい金属を覚えるには、上の図の赤字を覚えて下さい。
語呂合わせ
頭文字を取って「借りよかなまああてにすなひどすぎる借金」です。
第1~第3石油類の水溶性物質
第1~第3石油類の代表的な物質名は以下の通りなので覚えておきましょう!
第1類の水溶性物質・・・アセトン
第2類の水溶性物質・・・酢酸
第3類の水溶性物質・・・グリセリン
語呂合わせ
語呂は「焦ってたくさんグリセリン」です。10回ぐらい言えば覚えられますよ。
第1~第4石油類の引火点
続いて、第1~第4類の引火点は以下のようになります。
品名 | 引火点 |
---|---|
第1石油類 | 21℃未満 |
第2石油類 | 21~70℃ |
第3石油類 | 70~200℃ |
第4石油類 | 200~250℃ |
上の表の黒い太字のところを語呂合わせで覚えます。
語呂合わせ
語呂は「兄(21)さんが納豆(70)食べて匂う(200)地顔(250)」
第4類危険物の指定数量
第4類の危険物指定数量は指定数量以上を貯蔵または取り扱いする場合は消防法による規制を受けます。
指定数量以下なら各市町村の条例による規制を受けます。
運搬の場合は指定数量に関係なく消防法による規制を受けます。
これらの前提を踏まえたうえで指定数量はしっかり覚えましょう。
第4類の区分 | 指定数量(ℓ) | |
---|---|---|
特殊引火物 | 50 | |
石油類 | 第一類 | 200 |
第二類 | 1,000 | |
第三類 | 2,000 | |
第四類 | 6,000 | |
アルコール類 | 400 | |
動植物油類 | 10,000 |
語呂合わせ
特殊(特殊引火物)な五十(50)の兄さん(200,第一類)はよく(400)アルコール(アルコール類)を飲んで。十二回(1,000,第2類)も倒産(2,000,第三類)、無視(6000、4類)でワンダフル(10,000、動植物油類)。
指定数量についてもっと理解を深めたい人は下の記事をご覧になってください。